あざみ野南3丁目・荏田北1丁目に2013年4月、小学校開校を予定している学校法人慶應義塾(東京都港区)がこのほど、地元説明会を開催し、約30人の近隣住民が参加した。地元説明会は昨年9月の小中一貫校からの計画変更後初めて。今年9月からの着工計画などが説明され、「予定通り計画を進め、地域に貢献できる学校にして欲しい」と住民は話す。
創立150周年記念事業として小中一貫校建設を予定していた慶應義塾だが、財政難の影響により、昨年9月に小中一貫校から「小学校のみ」を建設することを決定。事業見直しに伴い一時は無期延期になったことから、当初計画から2年遅れでの開校となる。
学校卒業生は、慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部に進学することになり、小中高一貫教育を目指す。
一部グラウンドは7月末で利用終了
説明会当日は、慶應関係者ら約10人による計画が発表され、9月着工が正式に発表された。参加した住民によると、地元少年野球チームなどの練習が行われてきた、学校予定地のあざみ野南グラウンドは、工事着工に伴い7月末で利用が終了。荏田北グラウンドに関しては、「当面の間、継続利用ができる」と慶應広報は話す。
地域貢献については、「災害時の避難所機能などで協力する」と慶應。また、今後の中学校建設などの予定についての住民質問には、長期的に計画を検討していくことが説明された。
現在、学校名・教育内容・定員数などは未定。「8月以降、学校ホームページなどを利用して発表していく予定」と慶應広報は話す。
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