3カラー豊か プロ・スケーター高野三兄妹 数々の大会で入賞、活躍
4〜5個の車輪が縦一列に並ぶローラースケートの一種「インラインスケート」。区内もえぎ野に、2010年から米国メーカーの『ローラーブレード社』とプロ契約を交わす中学生がいる。しかも、一卵双生児の兄弟とその妹という、ウワサの”高野三兄妹”を取材した。
兄妹が『ローラーブレード社』とジュニアライダー契約を結ぶのは、「トリックスラローム」という競技。同競技では、日本ジュニアで唯一のプロ契約となる。等間隔に並べた三角コーンの合間を、様々な技や回転を織り交ぜながら通過し、パフォーマンス力を競う。
「カッコイイ技で観客を楽しませたい―」。こう話すのは、ムードメーカーの兄・翔君。観客の反応を見ながらのアドリブやスピードが持ち味。大会よりデモンストレーションを得意とする生粋のパフォーマーだ。
一方、弟・隼君は慎重派。「自分にしかできない技を編み出して、完成させた時の喜びがたまらない」。ジャンプ力が高く、技を編み出す力や、演技を組み立てる構成力に優れ、計算し尽した滑りを見せる。マイペースな妹の奈芳(なほ)ちゃんは、スピンや技術力に長け、「ミスが無い」と周囲から言わしめる。3人の能力はほぼ互角。「お互いにライバル」と目を合わせて笑う。仲の良さが何よりの強みだ。
国内大会で数々の入賞を果たし、メダルを総なめにしてきた高野三兄妹。だが、競技を始めてまだ5年というから驚きだ。ジュニアライダー契約の満期は中学3年生まで。「残りわずか。できることをやって、子どもたちの目標になりたい」。今後の活躍から目が離せない。
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