12月4日(火)公示、16日(日)に投開票が行われる衆議院総選挙。神奈川8区(青葉区・緑区)では、みんなの党の江田憲司氏(56・前職)、自民党の福田峰之氏(48・元職)、民主党の伊藤久美子氏(53・新人)、共産党の釘丸進氏(39・新人)の4人が立候補を表明(11月26日現在)。いよいよ事実上の選挙戦に突入した。衆院選が師走に実施されるのは、29年ぶりとなる。
江田氏は、総理大臣秘書官を退任後、02年の衆院補選で初当選。05年、09年でも再選を果たしている。前回の衆院選直前に、渡辺喜美氏らとみんなの党を結成。現在、第三極の動向の鍵を握る党の幹事長。「増税阻止」「脱原発」「TPP参加」などを掲げる。
福田氏は、横浜市議から05年の衆院選で国政に挑戦。小選挙区では敗れたが、比例で復活当選。09年の衆院選で敗れており再選を目指す。自民党無駄撲滅プロジェクトの委員として活動し「日本を取り戻す」を掲げ、自助、共助、公助の国づくりを目指すとしている。
伊藤氏は、短大を卒業後、民間企業勤務を経て07年4月、神奈川県議会議員に初当選。11年の地方選では敗れている。「予防医療」「介護予防」「子育て環境の整備」などの国レベルで支援を掲げ、民主党の空白区となっていた8区から、国政を目指す。
釘丸進氏は、民間企業に11年間勤務後、共産党横浜北東地区委員会で活動。先天性脳性まひにより足に障害があるものの、副委員長・労働対策部長として、解雇撤回、賃金不払いの解決などに尽力。「社会保障の充実」や「自然エネルギー推進」などに取り組む。
また民主党を離党した山崎誠氏(50・前職)は、みどりの風に合流。出馬する選挙区は未定としている。
09年に行われた、前回衆院選での8区の投票率は70・82%だった。
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