青葉区交通事故 死亡件数が県内ワースト 幹線道路が8割
先月美しが丘で発生した交通死亡事故で、青葉警察署管轄内の死亡事故件数は10件となった。この件数は厚木署の9件を上回り、県ワーストの数字となっている(12月9日現在)。区内の交通死亡事故の8割は、国道246号線など幹線道路で発生。青葉警察署は、事故が発生した交差点の路面標示の塗り替えなど、死亡事故対策に踏み切っている。
青葉警察署によると、区内の交通死亡事故件数が10件を超すのは1997年以来。事故は国道246号線、県道13号線、環状4号線など、幹線道路で8件発生している。交差点、分岐点での接触、追突事故が主な割合を占める。
荏田町交差点で2件
今年2件の死亡事故が発生した国道246号線の荏田町交差点は、いずれも2輪車と4輪車の接触が原因。同交差点は片側2車線で右折専用レーンが設けられていない。右折車を避けようとする車が交差点付近で車線変更を行うため、以前から接触事故が起こりやすい地点だった。
青葉警察署では、今回の死亡事故を受けて、10月、交差点付近の中央分離帯を後退させ、その分の道路幅を拡張。注意喚起として、右折車線の路面を赤色に塗り替え、看板設置を行った。同署は「幹線道路は速度が出やすく、事故は大きな惨事になりやすい。一呼吸を置いた安全運転を心掛けてほしい」と呼びかける。
2輪車事故6件
また、今回の死亡事故の中で2輪車の被害は6件。いずれも4輪車との接触が原因だ。青葉警察署によると交通事故の3割が2輪車関係のものだという。同署は「2輪車は身を守る物がない分、大事故になりやすい。2輪車の速度の出し過ぎも事故の要因の一つと考えられる」と分析する。
荏田町のオートバイ販売店ユーメディア横浜青葉によると、青葉区周辺地域は通勤目的に小型二輪車を購入する人が多いという。同店スタッフの原田浩一さんは「バイクは運転する本人が思っている以上に、速度が出ることもある。身を守るために、できるだけフルフェイスメットの着用やバイク用のエアバッグを備えてほしい」と話した。
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