神奈川大学野球連盟の春季1部リーグで桐蔭横浜大学硬式野球部が3年ぶり4度目の優勝を果たし、6月5日に開会する第65回全日本大学野球選手権大会に出場する。
同連盟1部リーグは同大のほか、関東学院大学、横浜商科大学、神奈川工科大学、神奈川大学、横浜国立大学が出場し、4月5日から5月26日まで行われた。
総当たりで2勝先勝による勝ち点制で順位が決まり、同大は関東学院大学と勝ち点4で並んだが、勝率の差で優勝を決めた。昨年の秋季大会も優勝しており、2季連続、春・秋季含め9度目の優勝となった。最優秀選手賞には同大の齋藤友貴哉投手、最優秀投手賞には高橋拓巳投手が受賞。リーグ制覇の原動力となった2枚看板がそれぞれ個人賞も獲得した。
リーグ戦を振り返り、小野瀬大勝(だいかつ)主将は「素直にうれしい。チーム全体、総合力で勝ってきた」と話したほか、齊藤博久監督は打力よりも守備力で接戦を制し、優勝できたと語った。
全日本選手権で同大は6月7日の2回戦から登場。明治神宮野球場で午後2時から。対戦相手は中京学院大と日本文理大の勝者となる。
目標は優勝
全日本選手権に同大は過去3回出場しており、最高成績は13年のベスト8。齊藤監督は「全日本選手権の対戦相手はどこもピッチャーが強い。むだな失点をしないように戦いたい」と語り、残り期間には課題として挙げる打力の向上に力を入れる方針だ。
小野瀬主将は「3年ぶりに全国大会に出られてうれしい。目標は優勝だけれど、まずは目の前の一戦一戦を大切に戦っていきたい」と話している。
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|