桐蔭学園中等教育学校は3年生を対象に同学園卒業生の職場を訪問するキャリア教育を実施した。
同校は毎年、将来に向けた生徒の目的意識を高めようと職場訪問・研修を行っている。生徒は8月23日から26日までの期間に、市内外の多業種20カ所に分かれ、各職場で卒業生から業務内容や体験談を聞いた。
26日には生徒8人が、東京工業大学を訪問。桐蔭学園高校12期卒業生で、物質理工学院材料系の尾中晋教授から、専門である材料研究の内容や大学の概況について説明を受けた。また、当日は同学園の卒業生で、現在大学院で学んでいる学生3人も同行し、学内の研究室、食堂、電子顕微鏡室などを見て回った=写真。
尾中教授は職業に関することだけではなく、世界に通用する人材の育成や日本や世界の平和と発展に貢献することが東工大の使命であることなど、大学の役割も説明。尾中教授は「学問の楽しさを理解してくれれば」と思いを語っていた。
参加した生徒は、充実している研究設備に驚いていたほか、「自由に研究でき、学べるところがいい」「論文が大変そう」などの感想があった。また、卒業生から「中学の知識が土台となって積み重なっているので、今学んでいることが重要」などアドバイスを受け、刺激になったようだった。
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