今月4日行われた『第31回横浜マラソン大会』(横浜マラソン大会実行委員会主催)で、長津田在住の清谷(せだに)公紀(こおき)さんがハーフマラソンの部で優勝を果たした。清谷さんは昨年も優勝しており、2連覇を達成した。
同大会は、ハーフマラソン(21・0975Km)のほか、10Km、車いすの部門がある。総エントリー数は10122人で、今大会は8124人が完走。市内では最大級の大会で、ハーフマラソンは日本陸上競技連盟の公認レースとなっている。
清谷さんが出場したハーフマラソンは、山下公園前をスタートし、本牧市民公園前を折り返し、山下ふ頭をゴールとするコース。清谷さんは、レース当日風が強かったこともあり、前半の5Kmまでは「集団で待機し、風をよけていた」と後半にスタミナを温存。折り返しとなった12Kmすぎに、ペースアップし、後続を引き離し、最後の5Kmを粘りで走り抜き、昨年よりも約3分速い、1時間9分1秒で優勝を果たした。
「練習があまりできていなかったので、後半はスタミナが切れると思っていた。折り返し過ぎが勝負だと思っていたので、後半は何とか粘ることができた。本当に優勝だけを狙っていたので、2連覇できて嬉しいです」と清谷さんは大会を振り返った。
清谷さんは、長津田小学校、田奈中学校出身で県立荏田高校では陸上部に所属。現在は、國學院大學の3年生。昨年の6月から母校である荏田高校の陸上部で後輩を指導しながら一緒に練習を行い、大会にむけて力をつけてきた。今年の3月には埼玉県で開催されたハーフマラソン大会にも出場し、優勝している。
「自分は気持ちで走るタイプ。今回は、気持ちを前面に出して走ることができたと思います」と話し、勝因を語っていた。
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