丘のヨコハマ写真館 今昔伝える300枚Web発信 緑図書館などの合同事業
横浜市北部の緑・都筑・港北図書館は今月14日、地域の写真を集めたアーカイブ(保管庫)サイト「丘のヨコハマ写真館」の公開を市立図書館のホームページ上でスタートさせた。アーカイブは、約300枚の写真で昔と今の変化などを閲覧することができ、今後は郷土資料としての役割なども期待される。
今回開設されたアーカイブは、緑・都筑・港北の3図書館に所蔵されていた地域の風景写真などを集めて、データベース化したもの。明治から現在までの写真約300枚を見ることができる。
これまで、山内図書館(青葉区)が独自に風景写真を集めたデータベースを開設していたが、今回の3館合同でのアーカイブ事業は市内初の試みとなる。
70年代の中山も
写真は年代別、地域別で検索が可能。緑区では「鴨居」「中山」「十日市場」「長津田」の4地区にエリア分けされており、建設途中の長津田乾繭倉庫(1929年)や1970年代当時の中山駅周辺を収めた写真など約130枚が紹介されている。
緑図書館の福地浩さんは「日々変化してゆく街のその時々を留めていくことは、今後の郷土資料としての役割を担うことにもなると思います。昔の写真を後世に伝えていくために作成しました」と話す。
スタートは300枚となったが今後、アップする写真は増やしていく予定だという。また、現在アーカイブ公開を記念し、収録されている写真の一部を各館で巡回するパネル展示会を実施中。緑図書館では2月1日から14日までの期間に行われる。
詳細・問い合わせは、緑図書館【電話】045・985・6331まで。
「丘のヨコハマ写真館」
【URL】http://www.city.yokoha
ma.lg.jp/kyoiku/library/localinfo/hokubu/index.html
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