横浜市歴史博物館 象山と横浜の縁を辿る 特別展7月6日まで
信州(長野県)松代藩の藩士で、勝海舟や吉田松陰らに砲術、兵学を教えた佐久間象山(1811〜1864)。没後150年を迎え、横浜市歴史博物館(都筑区中川中央1の18の1)では「佐久間象山と横浜-海防、開港、そして人間・象山」と題した特別展が7月6日(日)まで開催されている。
象山はペリーが横浜に来航時の1854(嘉永7)年、警備を任された松代藩の「軍議役」として、横浜に出張した。この時、象山が開港の地として候補に挙げたのが横浜だった。
今展では、没後150年の節目を迎えるに当たり、横浜とゆかりのある象山の資料約180点を展示し、その人物像、魅力に迫る。
展示は【1】「佐久間象山の人物と学問」【2】「象山をめぐる人々」【3】「佐久間象山と横浜1-松代藩の横浜警衛」【4】「知られざる魅力-妻・順子への手紙」【5】「象山の死と家族たち」【6】「佐久間象山と横浜2-象山の顕彰と横浜開港」の6部構成。同館では「象山と横浜の関係や、妻(勝海舟の妹)への手紙からみえる意外な一面を中心に、象山ゆかりの資料を長野、京都などからお借りし、紹介します」と話している。
このほか、講演会やミニ講座、フロアレクチャーなども実施する。詳しくは【電話】912・7777、または【URL】www.rekihaku.city.yokohama.jp/を参照。開館午前9時から午後5時、月曜休館。
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