緑区内で初となるベンチプレス大会が8月2日、長津田みなみ台にあるリバティハウスで開催された。
ベンチプレスは、専用のベンチに横たわった状態でバーベルを持ち上げる競技。パラリンピックの正式種目でもある「パワーリフティング」の一種目でありながら、上半身を美しく鍛える手段としても非常に人気があり、単独での競技会も各地で開催されている。
横浜市内にも愛好家が多く、栄区などではすでに大会が開かれているが、緑区内で行われるのは今回が初めて。主催した緑区パワーリフティング協会(斉藤達也会長)ではこれまでに記録会を開催するなどして大会の実現を模索してきたという。
この日、区内でトレーニングに取り組む21歳から82歳までの41人が参加。男子66・74・83・83kg超級と女子の部に分かれ、記録を競った。男子83kg超級では、緑区スポーツセンター所属の高山洋之さんが205kgを持ち上げ、この日の最高記録をたたき出した。女子の部では木村美奈子さん(同センター所属)が52・5kgを上げ優勝した。
パワーリフティングで世界大会出場経験を持つ斉藤会長は「ベンチプレスは20kgを上げられれば誰でも参加でき、健康増進にも役立つ。今回の大会を機に、どんどん魅力を発信していきたい」と話していた。
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