星槎学園中高等部北斗校(十日市場町/渡辺保子校長)は12月15日、ICT治具を活用した新しい教育カリキュラムの実証授業を公開した。
同校は多様な課題のある子どもが通学しており、彼らが適性に応じた職業選択ができるよう、様々な授業を取り入れている。今回の公開授業ではWEBデザイナーなどの可能性を見出すための新たな教育プログラムを作成した。本事業は、川崎市の進めるウェルフェアイノベーションの一環で、昨年10月に同校と川崎市経済労働局次世代産業推進室、ダンウェイ株式会社が共催する形で発足した。
当日は、ダンウェイ(株)が開発したソフトウェア(ICT治具)を用いてオリジナルのWEBページを制作。参加した高校1年〜3年の生徒たちはグループに分かれ、横浜・川崎の歴史や観光スポット、グルメなどに焦点をあてたページのデザインに取り組んだ。
生徒たちは、専用のテキストで9月からICT治具の使用方法を習得し、デザインを進めており、2月9日に一般の来場者を交えた完成発表会をする予定。
渡辺校長は「今回の例が市内の特別支援学校などのモデルになってほしい」と話した。
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