港北区 「あと10g」に思い込め 新生児への郵送書類にメッセージ
港北区役所では先月末から、区内で生まれた子どもに宛がう「住民票コード通知書」を郵送する封書内に、誕生を祝福するメッセージが書かれたチラシと、区のキャラクター・ミズキーのシールを同封する独自の取り組みを始めた。市内では初の試みだという。
これは区職員が主体となり、部署を横断して区役所の課題解決に取り組む「港北コロンブスプロジェクト」の一環としてスタート。同書の郵送に郵便料金の区分上、あと10gほど余裕があることに着目し、「通知書だけの素っ気無いものだけではなく、コストをかけないで何かできないか」との思いから、商店街連合会と連合町内会が趣旨に賛同し、区役所との協働で製作された。作成・デザインは区職員が手がけた。
チラシには、港北区長から祝福の言葉のほかに、区内の子どもたちや消防士、商店主、連合町内会や商店街連合会の会長らの写真とメッセージが記されている。裏には、子育てに関する主な問合せ先を掲載。チラシの印刷代は、商店街連合会が寄付をした。
シールには、自治会町内会への加入促進PRが掲載されており、子どもたちに人気のミズキーがデザインされている。
また同封される子ども手当ての手続き案内に関しても、今後デザイン等を改善し、小児医療費助成制度の情報を加えてリニューアル予定だという。
プロジェクトに関わっている職員の一人は、「新しい生命の誕生、心から祝福します。港北区は皆様の子育てを応援しています」と話している。
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