ツチノコネット 「大倉山にプレイパークを」 太尾南公園を想定
子どもが自然の中で木登りや焚火ができるなど、禁止事項を極力なくし自己責任で自由に遊ぶ「プレイパーク」(注)の大倉山での創設を目指し、「ツチノコネット」が活動を行っている。太尾南公園を活用することを想定しており、実現に向けて関係機関に働きかけを始めている。
昨秋から大倉山地域を中心とした母親や、子育て支援拠点「どろっぷ」を通じて集まった親子約20人で、週に1回30分ほどかけて鯛ヶ崎公園プレイパークに遊びに通っていたことが「ツチノコネット」結成のきっかけ。大倉山でも子どもだけで行って帰って来られる距離にプレイパークが欲しいと活動を始めた。代表の中野律子さんを含めた3人で運営を行い、20人程のメンバーが参加。現在は外遊びの大切さを伝える講座や、市の下水道処理場の上にある太尾南公園で定期的に外遊びの活動を行っている。
「ツチノコネット」は自然の中で遊ぶ”土の子”をイメージし、名づけた。「ネット」を加えたのは、プレイパークがボランティアや地域住民の協力で成り立つ特徴があるからだという。
「生きる力身につけられる」
横浜市内では現在21のプレイパークがある。年々広がりを見せ、港北区では1994年に「鯛ヶ崎公園プレイパーク」、昨年に「日吉ろっこうプレイパーク」が運営を開始。
ツチノコネットは現在、公園を所管する区土木事務所の協力も得てプレイパークを伝える講座を実施している。今後は園内で火の使用などの許可を土木事務所で取り、その後、市環境創造局からプレイパークとして認定を得ることが目標だ。次年度の区「地域のチカラ応援事業」の「チャレンジコース」で助成金を得ることも目指しており、その資金と地域から募る寄付でパークの創設・運営費用に当てていく方針だ。
「プレイパークは子どもから見守りの大人まで、異世代が自然と交流できる場所。子どもの目がキラキラし、生きる力を身に付けることが出来ると感じます。人と地域がつながり育ち合う場を共に考えていきたい」と中野さんは話している。
【URL】http://tsuchinokonet.jimdo.com/
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