慶応大学日吉キャンパスの日吉の森で先ごろ、水マス推進サポーターを対象に水マスタープラン研修ウォークが行われた。主催は流域自治体と国が作る鶴見川流域水協議会。
水マスタープランとは市民、企業、行政が協力し、健全な水循環を作る取り組みのこと。この「水マス」に賛同し、活動を行う団体は同協議会により「水マス推進サポーター」として登録されている。
当日は、日吉の森にある「一の谷」で、雑木林に浸透する水の循環を助けるために、倒木などを駆使して、水路を確保する作業が行われた。作業後は、教室内で、慶応大学の「日吉丸の会」が進める雑木林の再生と水循環の回復についての説明がなされた。
明るい雑木林に
「一の谷」は以前、土砂崩れとその後の放置のため、荒れ果てた林と化していた。「私たちは『一の谷』を生き物の賑わいに満ちた明るい雑木林に戻すべく立ち上がった団体です。森林や水辺を再生させれば、豪雨のときに緑の大地の保水力が高まる効果もあります」と同会のスタッフは話した。
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