区はこのほど、平成29年度の港北区整備事業を発表した。新駅・新小学校開業に向けての進度、駅舎のバリアフリー化、道路改良、橋梁の老朽化・耐震対策、公園の整備など20以上の事業が挙げられている。
綱島駅周辺の整備
神奈川東部方面線(相鉄・東急直通線)の新駅、新綱島駅(仮称)の開業を控える綱島駅周辺。まちづくりに大きく関わる道路、「都市計画道路」である綱島街道の拡幅、駅前の整備などが推進されている。
中でも今年度新たに検討されているのが、綱島街道の立体横断施設。横断歩道などの平面横断のみだと歩行者の混雑が予想されるため、歩道橋やペデストリアンデッキなどを設置し、横断の手段を増やす方針だ。
小学校新設における進捗
5月に行われた4回目の開校準備部会(小島清会長)では、日吉台小学校第二方面校(仮称)の通学区域などについて部会案を決定した。部会のメンバーが実際にスクールゾーンを歩き、危険カ所を調査。改善すべき点を要望書としてまとめた。教育委員会や日吉台小学校校長・PTA会長の確認を取り、市や警察署に提示。その上で3回目の部会で決定した「箕輪小学校」の学校名案も含め、意見書として提出する。
菊名駅バリアフリー化
2010年度から始まったJR横浜線・東急東横線菊名駅のバリアフリー化事業。今年度末までに供用が開始される予定となっている。整備が進められているのは、▽JR側の駅舎とJR、東横線を結ぶ乗り換え経路にエレベーター、エスカレーター設置▽東西通路の西口にエレベーター設置――。工事は順調に進んでおり、年度内の供用を予定しているという。
新吉田に公園新設
横浜みどりアップ計画の一環として、「新吉田東四丁目公園(仮称)」事業が進められている。同公園は、農園付公園として新設される。初心者でも気軽に作業できるよう、10〜15平方メートルの小さな区画を設けるという。
横浜みどりアップ計画は、財源の一部として「横浜みどり税」を活用し、樹林地の保全や、市民が農に触れる場づくり、地域の緑の創出等を推進することで、横浜市の緑を守り育てていく取組み。同公園の新設は「農とふれあう場づくり」事業として位置づけ、地域住民が公園で遊びながら、農作業に触れられるようにと計画された。オープン時期は未定で、現在調査や設計が進められている。
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