横浜市が推奨する「健康経営」の県内初となる拠点「新横浜ウェルネスセンター(新横浜2の15の10YSビル5階)」が9月7日、新横浜に開所した。多くの企業に健康経営を推進してもらおうと、今後はセミナーや相談会が定期的に行われる予定だ。
「健康経営」とは、従業員の健康増進等を将来企業の収益性等を高める投資であると経営的視点から考え実践するもので、市では「健康経営認証」事業所の登録をすすめるなどしてきた。同センターを運営するのはバイオコミュニケーションズ(株)。「健康経営支援拠点モデル事業補助金」の交付事業となる。
7日には、横浜市経済局からの概要説明のほか、健康経営・健康管理についての個別相談会、オープニングセミナー「スローガンで終わらない健康経営」、健康機器体験会を実施。個別相談やセミナーの予約状況も順調で、同社ソリューション事業部大重由津子部長は「これまで大手企業に健康管理システムを提供してきたが、当社自体は中小企業で健康も自助努力。ただ中小企業も健康に関する拠点を共有すればいいのではというのが最初の発想にあった」と開設の経緯を挨拶の中で述べた。
まだ常設ではなく、2カ月に1回程度、セミナー企画や個別相談会等の無料イベントを行う予定。最終的には常設を目指すという。
港北区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|