桐蔭学園中学・高校・中等教育学校 インタビュー "文武両道"のさらなる充実化を 新校長 野坂 康夫さん
○…先月1日付けで、新しく校長に就任した。初代・故鵜川昇氏、榊原滋氏に次いで第三代校長となる。「地域に開かれ、地元の方がたくさん訪れるような学園にしていきたい」―。鵜川メモリアルホールでの合同演奏会や、スポーツ施設での対外試合など、優れた教育環境をもつ同校ならではの地域貢献を目指す。その第一歩として、先日発足した地域の中学生サッカー塾の練習場として、グラウンドの開放も始めた。
○…東京教育大学(現・筑波大学)の体育学部を卒業後、新卒採用第1号として同校へ。1964年にわずか職員7人からスタートした3年後のことだった。校舎はプレハブ、周辺の道路も舗装されておらず、「どろどろの農道に車がはまると、生徒と一緒に車を持ち上げたりしてね」と感慨深げに当時を振り返る。創立当初から、同校の発展を見守り続けてきたからこそ、故・鵜川氏の『創業は易く、守成は難し』の教えへの思いは、ひときわ強い。
○…鳥取県米子市の出身。”文武両道”で有名な米子東高校では、柔道部に所属。強靭な身体と精神を鍛錬した。その魂は同校の柔道部へと受け継がれ、今や『桐蔭柔道あり』と全国でその名をとどろかせるほど。「地域貢献と文武両道のさらなる充実化を」。50周年を控える同校の伝統を守りつつ、新風を吹き込む。
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