国土交通省は3月21日付で13年1月1日現在の公示地価を発表した。都筑区の地価平均変動率は住宅地で1・3%増(前年1・3%減)、商業地で2・5%増(同0・6%減)に転じ、ともに市内トップの上昇率となった。
横浜市内の住宅地は、0・2%増(同1・1%減)となり、調査対象となった525地点のうち、継続調査502地点で、上昇が195地点、横ばいが191地点、下落が116地点に。一方、商業地は0・5%増(同1・3%減)で、161地点のうち、継続調査155地点で、上昇が91地点、横ばい49地点、下落15地点となった。
市内住宅地の地価は11区で下落から上昇となったほか、それ以外の区でも下落率がマイナス1%以内に。前年に比べ縮小傾向となった。
●個別 住宅地
大型商業施設が充実する区内センター北駅周辺が5・2%増と、県内3番目の上昇率となったほか、マンション需要の高い東戸塚駅、再開発の進む長津田駅周辺などが上位を占めた。また、1平方メートル当たりの地価で県内最高価格は、中区山手町の閑静な高級住宅地。区内では茅ケ崎南2丁目が最高価格。
●個別 商業地
繁華性の高い上大岡駅前が5・7%増で最も高く、続いてセンター北駅、センター南駅周辺がそれぞれ4%台の上昇となった。価格では横浜駅前の商業ゾーン、西区北幸1丁目が最高。区内では茅ケ崎中央の1地点が最高価格だった。
(株)アーバン企画開発の三戸部正治さんは「若い世代の多い都筑区、特にニュータウンでは、増税や景気など、様々な要因が後押しし、これまで手が出なかった住宅に手が出るようになってきた段階。商業地ではインフラ整備も進み、ショッピングモール、周辺の公園などがあり、集客力を高めている。今後は景気に左右されるだろうが微増傾向になるのでは」と分析する。
|
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
<PR>
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>