3月29日から31日に行われた第38回全日本バトントワリング選手権大会で、川和バトンサークルLITTLE STAR BATON TEAM(和田昌美代表)の選手が上位入賞を果たし、8月にオランダで開催の第7回WBTFインターナショナルカップに出場することが決まった。
インターナショナルカップの選考は全日本バトントワリング選手権大会で行われ、エントリーした選手の中から各種目上位6人が選ばれる。川和小学校などを拠点に活動する同チームからは、3本のバトンを使用して技術を競う種目「スリーバトン・シニアの部」で安部仁美さん(荏田高3年)、バトンの技術とダンスを組み合わせる種目「アーティスティックペア・ジュニアの部」で安部文香さん(川和中3年)・若林穂花(すいか)さん(谷本中3年・青葉区)のペアが世界への切符を手にした。同チームでは初。※学校名は大会時。
全日本バトントワリング選手権大会は、2月の関東ブロック大会を経て、3月末に大阪市中央体育館(大阪府)で行われた。スリーバトンには19人が参加。安部仁美さんは、ミスが少ない安定感のある演技が評価され2位に。16組が参加したアーティスティックペアでは、安部文香さん、若林さんが表現力のあるダンスを強みに3位を受賞した。また、インターナショナルカップにはつながらないが、同大会の種目のひとつ「ダンストワール・高等学校の部」では同チームの野井なつみさん(翠陵高校2年・緑区)も3位に入賞した。
幼少時代からの積み重ねで
安部仁美さんと文香さんは姉妹で幼稚園時代から同チームの教室に通っている。仁美さんは小さなころからバトンの操作が上手く、文香さんは側転などジムナスティックな動きが得意。また、若林さんは3歳でバトントワリングを始め、5歳の時に引越をきっかけに同チームに参加。柔軟性が高く、豊かな表現力が強みとなっている。「3人とも練習熱心で、厳しい指導にも真面目に取組むから伸びるんです」と和田代表。選手らは、「もっと練習して本番で楽しく演技できるようにがんばりたい」と話した。
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