都筑警察署は8月4日、振り込め詐欺の被害を防ぐため、注意喚起のメッセージを施した「かもめ〜る」の郵送を開始した。
息子を騙り、金銭を要求するオレオレ詐欺や、公的機関を名乗り「お金を返金する」などと話して現金を振り込ませようとする還付金詐欺など、さまざまな手口で金銭をだまし取る振り込め詐欺。同署によると、区内の被害は今年6月末までで2件だったが、7月に入り5件の被害を確認。被害額は約1800万円に上る。また「電話番号が変わった」などの前兆電話も増え、同署では「夏に被害が急増することは珍しい。被害を少しでも減らすための対策が急務」と話し、注意を呼びかけている。今回のかもめ〜る配布は都筑郵便局や都筑遊技場組合らの協力で実現したもの。
かもめ〜るは暑中見舞いや残暑見舞いのあいさつなどで使用される郵便はがき。大きく「電話でのお金の話は”サギ”です」などと書かれ、下部を折り曲げて電話機のそばに置いておくことが可能なデザインに。区内の高齢者を中心に約1万8500世帯に郵送される予定だ。
同署は「このはがきをいつでも目に入る位置に置いて、いざ犯人から電話がきても冷静に対処できるようにしてもらいたい」と期待を寄せている。
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