開館1周年を迎えた横浜市今宿西地域ケアプラザの所長 中村 康子さん 四季美台在住
何事も前向きに
○…「この1年あっという間だった。駆け足で過ぎていった」。開館1年を迎えたケアプラザ。施設の設置は、近隣住民にとって切実な願いだった。「立ち上げのとき、地域の方の熱い想いがひしひし伝わってきて。その想いに私たちは応えなきゃって」。自ら積極的に地域に出て、住民のニーズを把握。地域に溶け込み”地元の一員”として、日々奔走する。
○…元々、看護師として働いていた。そのとき感じていたのは「これが私の天職」。夜勤も大好きだったという。高齢者福祉に興味を持ったのは、「今後高齢化社会になってくる」と考えたから。ケアマネージャーの資格を取り、相談を受けているうちに、再び「これが私の天職」と思い始めた。「いろんな方の話を聞かせてもらううちに、どんどん生きがいを感じてきて」。医療と福祉、それぞれの現場を通して思ったのは「人が大好き」だということ。「人の役に立ちたい、力になりたいと思って働いているんです。だから今までも仕事が楽しいって思えた。所長という立場も最初はとまどっていたけど、段々『いいかも』って思えて。私、何でも前向きに考えるから」
○…今熱中しているのは、ケアプラ利用者にも人気のマージャン。「勉強しようと習い始めたらハマっちゃって」と笑顔を見せる。他には「運動不足だから」と、仕事帰りにジムへ行き汗を流す。「ボクシングをやるんだけど、ミットに打ち込むとスカっと快感を得られる。すごく楽しいんです」。休日は「あってないようなもの」と言うが、忙しい日々の中、自分の時間を楽しみ活力を充電する。
○…ケアプラ利用者は、現在男女半分くらい。「高齢者の方の居場所になっていると思うと嬉しい」と話すも、「女性はとっても元気。今後は男性がもっと活発に動けるようにしていきたい」と意気込む。まずは「情報発信」と自主企画事業も積極的に取り組み、地域との絆を育んでいる。
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〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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