総合学習の落語講座を受けた、県立希望ヶ丘高校=南希望が丘=の生徒による寄席「希高座」が3月18日、同校で開催された。
5年前にスタートした総合学習の一つ「落語でみる江戸の文化」の受講生が、「希高座」と銘打って同学年向けに発表会を開いたのが始まり。地域の人にも公演を見てもらおうと、企画立案から開催まで、年2回のペースで代々続いている。
今年度の受講生は31人。10回目の今回は、在校生や卒業生、保護者、地域住民ら50人以上が訪れ、生徒たちの自己表現に触れた。ゲストに女流講談師・一龍齋貞寿さんと落語家・三遊亭好の助さんを迎え、会場は盛り上がりを見せていた。
講座担当の駒村吉則教諭は「集大成としてみんなで一つの寄席をつくることができ、いい経験になったと思う」とコメント。ディレクター、大喜利司会を務めた平松龍輝君(18)は「ステージの袖からみんなの笑顔を見て『いいものができた』と感じた。貴重な経験に感謝したい」と話した。
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