市歴史博物館 『ハマの東海道』に焦点 企画展 18日まで
市「横浜旧東海道魅力づくり事業」連携企画として開催中の市歴史博物館(都筑区)企画展「ハマの東海道」が5月18日(日)まで行われている。
市域を北東から南西へと縦貫する東海道は、神奈川、保土ヶ谷、戸塚の3宿が存在した。今展では、貴重な文化資源として今なお多くの人が関心を寄せる『ハマの東海道』にスポットを当てた。展示は大きく「描かれた東海道」「ハマの東海道」「保土ヶ谷宿・脇本陣藤屋」「浮世絵でみる東海道」の4部で構成し、同館所蔵の浮世絵や屏風、絵巻、文書などを中心に、234点を展示している。
初公開の資料も
特に注目したいのは、新発見として初公開された「藤屋資料」。図面や印鑑類などの資料のほか、裏紙、下張資料なども展示し、近世中期の神奈川宿に関連する文書、幕末期の日記類を紹介している。
また、東海道全体がイメージできるよう55枚揃いで、五十三次名所図会、末広五十三次、保永堂復刻の浮世絵展示も見所のひとつとなっている。
同館の斉藤司学芸員は「実際に東海道を歩く時の入門編ともなる展示です。歩く前、あるいは歩いた後にご覧になると面白いと思います」と話している。
■市歴史博物館(都筑区中川中央1の18の1)。月曜休館(祝日・振替休日の場合は翌日)。9時〜17時開館。一般300円・高・大200円、小・中100円。【電話】045・912・7777。
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