旭区役所に11月20日、燃料電池自動車(FCV)が導入。濱陽太郎区長らが参加し、納車式が行われた。区の公用車としては、18区の中で初採用。横浜市所有のFCVとしては2台目となる。
FCVとは、燃料となる水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、モーターで走行する自動車。走行中に排出されるのは水のみのため、環境に優しいとされている。横浜市は今年度中、さらに2台のFCVの導入を予定している。
また、横浜市内でFCVの燃料となる水素を充填できる、固定式の水素ステーションは現在、「横浜旭水素ステーション」=上白根町=と「Dr.Drive上飯田店」=泉区上飯田町=の2カ所。ほかに、移動式の水素ステーションが11月13日から、大さん橋=中区=で利用が開始された。横浜市は2020年度までに、この3カ所を含め南区・港北区・都筑区など市内10カ所に水素ステーションを整備する予定のほか、FCV2000台の普及を目指すとしている。
普及啓発に
旭区に導入されたFCVは、トヨタ自動車(株)の「MIRAI(ミライ)」。旭区が他区に先駆け、公用車にFCVが導入されたのは、区内に固定式水素ステーションがあるため。公用車としてFCVが区内を走ることで、PRや普及啓発につながることなどが期待されている。
20日に行われた納車式には、濱陽太郎区長・佐々木明男区連会会長・神奈川トヨタ自動車(株)の渡辺浩常務取締役らが出席。式典終了後、濱区長らはFCVに試乗し、最先端の技術や乗り心地を体感していた。「FCVは未来を象徴する車。区内には水素ステーションがあるので導入には最適。公用車として使うことで、普及啓発や旭区・横浜市のPRをしていきたい」と濱区長は話した。
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