神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2016年10月13日 エリアトップへ

ハマ弁 喫食2割へ 周知強化 10月から新たに23校実施

教育

公開:2016年10月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
ハマ弁セットA〈肉〉(おかず・ごはん・汁物・牛乳)470円の例
ハマ弁セットA〈肉〉(おかず・ごはん・汁物・牛乳)470円の例

 横浜市が7月1日から始めた横浜型配達弁当「ハマ弁」の第2期実施が10月3日から始まった。今回新たに実施されたのは23校。また、第1期実施校における7月の状況も報告され、喫食率が1・1%と低迷していることがわかった。

 市では中学校昼食のさらなる充実のため、家庭弁当を基本とし、家庭弁当と「ハマ弁」(配達弁当)のどちらも選択できる環境を整え、当日注文できる「業者弁当」で補う取り組みを進めている。第2期の今回は、鶴見区(1校)、中区(5校)、港北区(5校)、青葉区(6校)、都筑区(1校)、瀬谷区(5校)の23校で「ハマ弁」の提供を始めた。来年1月には市内全校で実施される予定。

 「ハマ弁」はおかず・ごはんで360円。汁物30円、牛乳80円など単品注文も可能。希望者はインターネットまたはFAXで事前に申し込むシステムだ。

 「ハマ弁」実施前に行われた調査では、全体の約7割が賛同。個別注文できる『栄養バランスのとれた温もりのある昼食』への期待が高いという結果だった。

 市教育委員会はこのほど、第1期実施の12校における、7月の状況を発表した。期間は7月1日から20日までの13日間。この間、配達された弁当は生徒843個、教職員127個。喫食率(注文可能だった生徒・教職員に対する弁当配達数の割合)は1・1%で、当初掲げた目標の20%にはほど遠い結果が出た。

 同期間に行われた食育セミナー・試食会では「ハマ弁」を実際に食べながら、栄養価や衛生管理基準などを説明。参加した保護者や学校関係者からは「思ったより温かくて美味しかった」「衛生管理がきちんと考えられていた」などの好意見が。反対に「ハマ弁がどのようなものかイメージできない」「薄味だった」「インターネットの利用登録がわかりづらい」などの問題点をあげる人も。また、インターネットで7日前(カード払)、FAXで前月20日までという注文締切の早さも、喫食数低迷の一因のようだ。

 教育委員会担当者は「新しい取り組みには時間が必要。まずは知ってもらうことが重要」と話す。今後もセミナーや試食会の開催、ホームページやマスメディアを通じて周知を図り、献立の刷新を検討、サポートセンターの機能強化もしていきたいとしている。

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

団地を演劇で表現

旭区左近山

団地を演劇で表現

歴史や生活を後世へ

1月23日

地域交通拡充へ積極支援

横浜市

地域交通拡充へ積極支援

導入検討期間の短縮図る

1月23日

交通情報サイトを開設

横浜隼人高校3年生

交通情報サイトを開設

生徒らのバス利用便利に

1月16日

地域アプリで生活豊かに

旭区若葉台

地域アプリで生活豊かに

リリース記念しセレモニー

1月16日

ブンブン音頭、お披露目

相沢小学校4年生

ブンブン音頭、お披露目

横濱花博連絡協の依頼で

1月9日

市内に大型図書館新設へ

市内に大型図書館新設へ

市が方向性、約10年で整備

1月9日

あっとほーむデスク

  • 1月16日0:00更新

  • 1月9日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook