旭区内の店舗や団体、個人などが所有する本棚の場所を公開し、共有するプロジェクト「旭どこでも図書館」が2月14日から始まった。本を通じて、地域と人をつなげるのが狙いで、旭区まちづくりポット(沼田真一代表)が取り組む。
「旭どこでも本棚」はインターネットサービスを活用し、各自が所有する本をインターネット上に登録・公開するもの。登録された本は表紙画像が一覧で表示され、所在地などもわかるようになっている。本が置いてある「ブックスポット」を訪れ、本を閲覧したり、借りたりすることも可能だ。このような活動は「マイクロ・ライブラリー」「まちライブラリー」などと呼ばれ、全国各地で広がりを見せている。
「カフェなどの店には本がたくさんあるけど、どこにどんな本があるかはわからない。本のことを知ったら、店に行く人も増えるんじゃないかと考えた」と話すのは、中心となり企画した旭区まちづくりポットの沼田代表=写真・前列中央。現在、旭区では15のブックスポットが登録されている。
同団体はこれまでに旭区内で、本に関するイベントを多く開催してきた。沼田代表自身も本が好きで、旭どこでも本棚にも所有する本を公開している。「本がきっかけとなって、人と場所がつながっていけば」と話した。
旭どこでも本棚(https://librize.com/amln)
キックオフイベント開催
旭どこでも本棚キックオフイベント「いちにち図書館」が2月19日(日)、旭区民活動支援センター「みなくる」で開催される。午前10時半〜午後4時(出入り自由)。
本を自由に閲覧・貸出できる「いちにち図書館」をはじめ、おすすめの本を書評し合う「ビブリオバトル体験会」(要予約)、司書が好みに合わせた本を選んでくれる「ブックソムリエ」などのイベントが企画されている。旭どこでも本棚のプレゼンテーションや、デモンストレーションもある(午前10時半〜11時半)。
詳細、問い合わせは沼田代表【電話】045・550・3264へ。
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