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本物プロジェクト 「本物」体験が子どもを変える 東工大・山崎詩郎助教とタッグ
「伊豆大島3泊4日、全力で遊び尽くす旅」「本物の英語生活を体験、カナダの家庭にホームステイしよう」など、子どもを対象にさまざまな「本物」体験を企画している団体がある。その名も「本物プロジェクト」。子どもたちに「本物」の体験を与える企画には、多くの保護者からも子どもの成長を感じるとの声が届いているという。
鶴ヶ峰の学習塾「陵光ゼミナール」内に事務局を置く同団体。同塾を経営しながら、同団体の代表を務める鈴木嘉記さんは「『本物』の人物に出会い、『本物』の環境に身を置き、『本物』を体験することが、子どもたちに感動と衝撃を与え、彼らが自身の殻を破り、成長していくことを促します」と狙いを語る。
最先端の科学に触れる
7月には新たに科学系のプロジェクトを企画した。講師は希望ヶ丘小学校、南希望が丘中学校出身の、東京工業大学理学院物理学系の山崎詩郎助教(通称・しろう先生)。物理学を研究する傍ら、全国各地で科学の魅力を人々に伝える活動に取り組むしろう先生とタッグを組んだ授業を行った。
授業ではSF映画「インターステラー」を題材に、宇宙やブラックホール、相対性理論などについて解説。子どもたちは作品を見て抱いた疑問の数々をしろう先生にぶつけた。その質問にしろう先生は真摯に答え、子どもたちの科学への興味を引き立てていく。
さらに、子どもたちは同大理学院物理学系の研究室を訪問し、原子を見ることができる「走査トンネル顕微鏡」などを見学。普段はなかなか見ることのできない最先端の科学に間近で触れた経験は、子どもたちに大きな刺激を与えた。「将来、誰もできていない発見をするために、今は勉強しようと思う」。参加した一人の中学生は、研究室訪問後にそう話した。
自由と責任を学ぶ伊豆大島
8月には同団体3回目の人気企画「伊豆大島3泊4日の旅」を開催。今年は小学4年から高校1年生まで約90人が参加した。最大の特徴は「旅のほぼすべてが自由時間」であることだ。参加者全員で共同生活を行いつつ、「島を自転車で1周」「シュノーケリングで魚と出会う」など、子どもたちそれぞれが自由に考えて島を遊び尽くした。
「自由を感じて思いっきり遊ぶ一方で、自分で決めたことだからこそ行動に責任を感じることができる」と鈴木さん。伊豆大島という「本物」の自然環境の中で過ごす子どもたちには、普段の生活で見る以上の笑顔があふれていた。
子どものため同志求む
現在、同団体の企画に参加するのは同塾の生徒がほとんど。「子どもたちのために何かしたいと思っている方、アイデアを共有しませんか。ぜひご連絡ください」と鈴木さん。今後について「熱いものを持っている方々と一緒に、子どもたちに向けた面白いことをしていきたい」と語った。
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