相鉄グループの(株)相鉄アーバンクリエイツと(株)相鉄ビルマネジメントはこのほど、相鉄線・二俣川駅南口に新たな商業施設「JOINUS TERRACE(ジョイナス テラス)二俣川」を開業することを発表した。同駅南口地区で進む再開発に伴い整備され、2018年4月下旬の開業を予定している。
相鉄本線といずみ野線の分岐点である同駅。現在、南口地区では交通拠点にふさわしい交通広場や道路などの整備、商業施設や都市型住宅などの導入を図り、魅力あるまちを形成する目的で再開発事業が進められている。
同施設はこの再開発によって整備される施設「COPRE(コプレ)二俣川」の商業棟(2〜5階)と、再開発にあわせて同駅上部に増築する駅舎ビル内商業エリアの二つの建物で構成される。商業棟2階に中核テナントとしてスーパー「そうてつローゼン」が入り、5階に認可保育園が入居予定。全体で約90店舗が誘致され、横浜市西部最大級の駅一体型開発による商業施設が誕生することになる。
今後、10月を目安に公式ウェブサイトが開設し、出店店舗などの情報を随時発信していくという。相鉄グループの担当者は「二俣川における新たなライフスタイルの中核地点、そして地域社会にとっても新たな中核となるような施設になれば」と話す。
相鉄線は19年度下期にJR線、22年度下期に東急線との直通運転を開始予定。都心部とつながることで同駅周辺はさらなる発展が期待されている。
地域活性化に期待の声
新たな商業施設の誕生に、近隣地域からは地域活性化を期待する声があがっている。施設に近い二俣川駅南口商店会の渡邉敏生さんは「新しい商業施設ができるのをきっかけに、南口、北口ともまち全体の活性化になれば。商業施設と商店会で共存共栄していきたい」と話す。一方、同駅北口では「北口の個店は大変になるかもしれない」と二俣川商栄会の坂本栄会長から不安の声も。それでも「人が集まることはいいこと。相鉄線が都心とつながることで北口にも人が来てくれれば」と期待も込める。同じく北口の二俣川銀座商店会の目黒惠一会長は「南口再開発だけでなく西友の改装も含め、二俣川全体が変わることが楽しみ。北口も南口も活気づけば」と話した。
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