原中学校で10月19日、運動部を対象とした食育講演会が行われた。
講演会には、サッカー部、バレー部などの生徒約50人が参加。区の管理栄養士・小西智子さんが、以前に市スポーツ医科学センターに勤務していた経験などを交えながら、スポーツ栄養について話した。
講演ではプロ選手も取り入れている食事メニューや水分補給の仕方などを紹介すると、生徒は休みなくメモを取りながら聞き入った。
区内の中学校では、区づくり推進事業の一環で学年ごとの食育講演会が行われているが、部活動でスポーツ栄養を話すのは初。小西さんは「難しい内容もあったと思うが、生徒は勝ちたい、強くなりたいという気持ちを持っていて、真剣に聞いてくれた」といい、「機会に合った食事を選択して食べるには、家族の協力も必要。生徒を通して正しい知識を身につけ、家族ぐるみで健康に取り組んでほしい」と話した。
生徒が実践提案
同校は、食育の推進を強化。10月27日の同校の文化祭では保健委員会の生徒が、全校生徒の前で食育の発表をした。生徒への食事のアンケート調査や、小西さんのアドバイスなどをもとに、日本人に合った食生活を紹介。栄養の知識を話すだけでなく、「料理を手伝うと五感を使うので、脳に良い」、「自分で作ったり、メニューをリクエストすることで、家族も健康になれる」と効果と実践方法を提案した。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|