神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2013年6月13日 エリアトップへ

瀬谷丸 横浜から大槌へ 開港祭で「サイコー」

社会

公開:2013年6月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
大槌の復興を大漁旗に込める
大槌の復興を大漁旗に込める

  「三陸沖に瀬谷丸を!」実行委員会(露木晴雄会長)は8、9日に開かれた横浜開港祭で岩手県・大槌町の碇川豊町長らを迎え、本物を模した大漁旗の贈呈や出港式を行った。瀬谷丸が大槌での漁を始めるのはもうすぐだ。

 東日本大震災で被災した岩手県・大槌町に漁船を贈ろうと一昨年発足した「三陸沖に瀬谷丸を!」実行委員会。多くの寄付により先月瀬谷丸が完成し、今年の開港祭でついにお目見えとなった。これに合わせ、碇川町長や、瀬谷丸で船長を務める小石道夫さんらがはるばる横浜へ。

 8日は瀬谷区内の各所を訪問。始めに募金活動に協力したあづまの幼稚園に立ち寄り、碇川町長が「被災地に涙し、無償の愛を送ってくれてありがとうございます」と感謝を述べた。その後、区内のブドウ園や瀬谷医院を経由し区庁舎へ。懇親会を兼ね、大槌の現状について説明し、実行委員らと情報交換を行った。

 午後は開港祭に場所を移し、本物を模した大漁旗の贈呈が。「瀬谷丸が大槌の希望となって船出することが復興に繋がる」と小石さん。区民への感謝や想いを熱く語る1つ1つの言葉に、訪れた多くの来場者が耳を傾けた。

 9日は区内で活動するサークル・オキタマ太鼓の演奏と多くの人々に見送られながら出港。無事に出港を見届けた露木会長は、「もうサイコーだよ、サイコー」と達成感に満ち溢れていた。

 15日(土)には大槌町で進水式が行われ、ついに漁が始まる。区民の力を結集した瀬谷丸が大漁を目指す。

瀬谷丸が三陸の海へ
瀬谷丸が三陸の海へ

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook