意見広告・議会報告
瀬谷区内の自治会の要望が国を動かす 熱血市政レポート 公園の防災倉庫『建築確認が不要』に! 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
2年前、瀬谷区内のユートピア自治会が自治会内にある市の公園に、プレハブの防災備蓄倉庫を設置するため建築局に相談した所、建築確認を取らなければ認められないとの回答でした。
自治会役員の方々から相談を受けて、私も同行して建築局と再度協議しましたが、姉歯耐震偽装事件後、国の建築基準法が強化されたため、防災倉庫と言えども建築確認を取得しなければ認められないとの主張でした。しかし、取得には20〜30万円も経費がかかり、自治会が負担するには無理があり、断念せざるを得ないことになりました。
巨大地震が想定されている横浜市で、このような実態は改める必要があると感じた私は、直後の市議会決算委員会で、この問題を取り上げ、林市長らに改善を求めました。「このような実態は私もおかしいと思う」と立花危機管理監の答弁があり、早速、市が国に対して粘り強く改善を求めて来ました。
そして先月27日、国土交通省から横浜市長に対し「小規模な倉庫の建築基準法上の取り扱いについて」という通達が出され、「建築確認等の手続きは不要」との見解が示されました。
瀬谷区の自治会の訴えが実を結び、国を動かすことが出来ました。私も、議員としての役割を果たすことが出来たことを心から嬉しく思っています。
なお、新年度予算に「防災備蓄設置アドバイザー(仮称)」を派遣する予算も盛り込まれ、横浜市の街の防災組織の活動支援がより一層強化されることになりました。
落書き防止条例4月から施行
私が提案し、民主党市議団が提出した落書き防止条例が横浜市会で成立したことはすでにご報告しましたが、いよいよ4月から施行されます。美しい国際文化都市を目指し市民挙げて美化に取り組みましょう!
![]() ユートピア自治会内の公園で
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