瀬谷消防署(青木哲郎署長)は7月7日、中屋敷1丁目の境川中島橋付近で大和市消防署との合同水難訓練を実施した=写真。
瀬谷区と大和市の間を流れる境川は過去に、台風で増水し人が流される水難事故が発生している。今回の合同訓練は、水難事故発生時の消防署間の連携や指揮本部運営および救助活動の流れを確認し、救助活動能力の向上を図ることを目的に実施された。
この日は、瀬谷消防署の隊員20人と大和市消防署隊員18人が参加。境川上流で人が2人流されているという想定で訓練が行われた。通報を受けた消防隊が救出ポイントとなる中島橋に到着。要救助者や河川の状況についての情報収集、確認を行った後、隊員らが連携しながら救助ロープや救命浮輪、救助用ネットを活用して、要救助者を救出、訓練は終了した。
訓練終了後には、意見交換会も開かれた。先ほど終わったばかりの合同訓練を振り返り、情報収集の方法や救助の仕方についてなど、隊員らから積極的な意見が飛び交っていた。
瀬谷消防署の担当者は「訓練を積み重ねることで、災害発生時の円滑な連携につながり、迅速かつ的確な救助活動ができるようになる。今後も定期的に訓練を実施し、いざという時に備えたい」と語った。
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