阿久和北部地区 みまもりの家 整備着々 事前準備でイベントも
阿久和北部地区で『見守りの家』の建設に向けての準備が進められている。これまでに電線埋設用穴掘りイベント、資材置き場用竹囲い製作などを地域住民の手で行い、さらには交流を深めるイベントも行っている。
震災後に高まってきた、地域のための見守り拠点の必要性。横浜市から建設費用の補助が決まり、事業の趣旨にのっとり、建設は地元住民ができる範囲で行い、運営も全て担当することが決まった。
このプロジェクトを推進する阿久和北部見守りネットワークでは、この『手作り』の約束事を、地域でのふれあい機会づくりに利用。建設場所となる向原第二公園で、着工に向けての整備イベントを設け、多くの地元住民が関われる工夫をした。また、建設とは直接関係のない危機管理講演会やダンス・演奏の発表会の場を設けるなど、より一層の交流を促した。
みまもりの家は、建物は約9・5坪、デッキは約17坪の広さ。日中は地域のボランティアが常駐し、人が集う『きっかけ』を地域に届ける。ログハウスの組み立ては来年1月に。デッキの組み立て・塗装は2月を予定。いずれも地域住民が手作りで行う。開所は4月頃を予定している。「このような拠点を公の公園に建設するのは、横浜市では初めてのこと。前例のない初めてづくしのことなので、運営面などみんなで相談して独自のものにしていきたい」と同ネットワークでは話している。
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