障害者の自立支援を目指し、(株)まちふく(田中博士社長)=旭区中希望が丘=が就労継続支援A型(雇用型)事業所「三ツ境どんぐりヒルズ」を11月17日に開所した。
オフィス兼施設の同所は、お洒落な洋風建物の2階が作業場で、利用者は主にどんぐりを粉にした商品の包装作業を行う。いずれは、どんぐり事業の全てを利用者で運営できるよう訓練していく。1階はレストランで、どんぐりの粉は、ピザやパンの生地、スイーツの材料にも使われる。利用者たちはレストランの清掃なども手伝う予定。
田中社長は「いつか障害者の作業所をつくり、自立支援をしたい」と考えていた。飲食店プロデュースを手掛ける(株)ワイジーエフオハナ=東京都町田市=の三浦耕平代表の協力のもと、実現した。田中社長は「多くの方の力で記念すべき1号店をスタートさせることができた。障害を持つ方々や周りのみんなが楽しく暮らせるよう頑張りたい」と語った。
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