横浜緑園総合高校(那須野教恵校長)で1月21日、耳の不自由な人(ユーザー)と生活をともにし、耳代わりとなる聴導犬の役割や育成等について学ぶ授業が行われた。
選択科目「社会福祉基礎」の一環で行われた授業は、今年で3回目。国内で認知度が低いとされる聴導犬を、生徒により理解してもらおうと企画された。
鎌倉市を拠点に普及・啓蒙活動などを行う特定非営利活動法人「聴導犬育成の会」の松田治子代表が講師となり、聴導犬は全国で50頭ほどいるが盲導犬や介助犬に比べると少ないことなどを生徒に説明した。
「盲導犬などと違い、特定の犬種でなくても良い。訓練さえすれば、小型の雑種でも活躍できる」と松田代表が説明すると、生徒からは「知らなかった」と声が上がった。
目覚ましが鳴ったことをユーザーに知らせる体験に参加した谷口朝香さん(1年)は「最初は怖いと思ったが、優しく起こしてくれた。良い体験になった」と感想を話した。
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