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早い子は2歳頃から 丘の上クリニック 花粉症が低年齢化 黄砂でも同様の症状が
「小さい子どもは花粉症にはならない」というのは過去の話で、花粉症の低年齢化が進んでいるようだ。近年のスギ花粉の増加で、小さいころから大量に花粉を吸い込んでいることも要因とされており、早い子だと2歳頃から明らかな症状や検査陽性が出ている。
横浜緑園丘の上クリニックの小児科専門医・瀧澤真依子医師によると、特に小さな子どもが花粉症の症状がうまく伝えられず、かゆみで目や鼻をこすり、目が赤くなったり炎症を引き起こしたりしてしまう。
「症状が続くと集中力の低下や睡眠不足になるので、早く気づいてあげることが大切。花粉症かなと思ったら医師の診察を」と瀧澤医師は話している。
花粉症や黄砂の対策として、外出時のマスクやメガネの着用、衣服の花粉を落としてから帰宅、手洗いと洗顔、洗濯物を外に干さないといった基本の徹底を呼びかけている。
また4月は、花粉症同様の症状が出る黄砂の影響が一年で最も出やすい時期。咳の長期化や肌荒れなどがみられ、まだまだ空気が乾燥しているので喘息への注意も必要としている。
同クリニックでは、処方薬による花粉症の予防など相談に応じている。くしゃみ、鼻水や目のかゆみが続くようなら花粉症か否かを、アレルゲン検査で調べることもできる。
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