自転車の車道通行徹底を―。警察庁の方針を受け、戸塚署でも10月から自転車の歩道通行取り締まりを強化している。一方、戸塚区は土地柄、二輪車事故が多く、交通事故の約4割に上る。同署は引き続き、同事故防止を最重点に、多角的に注意喚起していく考えだ。
同署では現在、各交番や交通課職員が、歩道を通行している自転車利用者を始め、イヤホンで音楽を聴きながら運転している人や携帯電話で話しながら運転している人、2人乗りや無灯火走行などに対し、指導・警告している。
一方、同署によると、同区は坂が多い土地柄、二輪車利用者が多く、交通事故に占める二輪車事故の割合はここ5年、約4割に上る。今年10月31日までの県平均30・5%と比べても高い。同区で交通事故の起きやすい場所は国道1号線で、今年同日までで全事故の約3割が1号で発生している。特に原宿周辺での追突事故が目立つという。
同署は二輪車利用者に対し「車からの目を気にして、無理な運転をしないで」、自転車利用者に対しては「歩行者優先を忘れず、譲り合いの意識を持って」と呼びかけている。同署は今後、休憩ポイントなど二輪車利用者の集まる場所に出向いての声がけなども増やし、「取り締まりや講習などと合わせ多角的に事故防止に取り組みたい」としている。
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