「第1回戸塚てらこや企画」の学生統括として活躍する 山岸 未来さん 明治学院大学2年 19歳
楽しく笑いながら
○…「第1回戸塚てらこや企画」は9月27日(土)に開催される。巨大シャボン玉を作ったり、宝蔵院の中に入ったり、河原でいろいろな遊びをしたり――。ここまでの道のりで大変なことは子どもの募集だったという。最初に募集をした時にはごく少数しか集まらなかった。それから地区センターや子どもの集まる場所にチラシを置いてもらったり、子どもたちが遊ぶ河原に実際に出向き声をかけたり工夫を重ねた。問題に直面するも6人のメンバーとともに第1回の開催にこぎつけた。
○…「てらこや」とは2003年鎌倉で始まったもので、現在全国に広がっている、子ども、学生、大人が一体となって子どもを見守り、育てていく活動。今日希薄化した家族関係の弊害として起こりうる、引きこもりなどを事前に防ごうとする目的もある。学生が中心となり子どもに対していろいろな遊び場などを提供し一緒に学びの場を作ろうという試み。「学生が子どもにとってお兄さん、お姉さんのような存在になることを大事にしていきたい」
○…プライベートでは友だちとカラオケで遊んだり、ウインドーショッピングしたり、カフェのキッチンでバイトをしているそう。最近では紅茶の飲み比べに凝っているのだと満面の笑みで語る。特にパンケーキに紅茶の葉を入れて香りを楽しむ事が好きとのこと。
○…学生のリーダーとしてまとめるのは初めての経験。会議時に「リーダーとして上に立つと周りが見られなくなり、不安になる時もある。でも、納得いくまで伝えたい事は伝える」と熱い思いを胸に秘める。常に大事にしているのは「一人ひとりいたから今がある」と思えるチームづくり。「そんなチームで子どもたちと接していければ」。人の笑顔を見る事が好きで、「そのためには大変なことも乗り越えることができる」。今後も地域での活動を続けていく。早くも2月か3月に開催予定の2回目を見据えている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|