4月3日告示、12日投開票の横浜市会議員選挙で、定数6の戸塚区では、2月27日現在、現職の6人と新人3人が立候補を表明している。9人が立候補した前回選挙に続き混戦が予想される。(3月2日起稿)
立候補を表明しているのは、自民党の鈴木太郎氏(47歳・3期)、民主党の坂本勝司氏(47歳・1期)、公明党の中島光徳氏(45歳・1期)、神奈川みんなの改革の足立秀樹氏(44歳・1期)、共産党の岩崎広氏(68歳・2期)、民主党の川辺芳男氏(60歳・7期)、自民党の伏見幸枝氏(47歳)、維新の党の山浦英太氏(41歳)、無所属の宮原裕美氏(48歳)。
9氏の訴えは
鈴木氏は人口減少時代でも戸塚区民にチャンスを創る政策を進めるとし、▽子どもたちの健全な成長▽障害のある人の生き生きとした生活▽高齢者の安心な暮らし▽女性の活躍――等のチャンスを創る、と訴える。
坂本氏は▽市民だれもが安心して安全・快適に暮らせる街▽福祉の充実と助け合いの心に満ちあふれた街▽安心して子どもを産み・育てることのできる街▽地域経済が元気で活力にあふれる街――等を目指す。
中島氏は「防災・減災の推進をし、安心して住み続けられる街を目指す。少子高齢社会を見据えて、若者や子育て支援策を充実させ、地域包括ケアシステムを具体的に推進していく」と意気込む。
足立氏が訴えるのは、高齢者への施策や、子どもの学習意欲の向上を目的とした学習環境の整備。芸術家や音楽家を応援するなど、戸塚に人が集まるような「にぎわいの創出」にも力を入れる、としている。
岩崎氏は▽災害に強い戸塚のまちづくり▽安心・住みよいまちづくり▽区役所の改革、気軽な相談窓口へ――を3つの柱とし「取組みによって変化が見えてきた。これからも区民に役立つ議員活動を行う」と話す。
川辺氏は「育成、福祉、都市」の3つの政策を掲げ、小学生からプロ選手までの応援、仕事と子育ての両立の支援、インフラ整備による地域活性化を訴える。「気軽に話せる政治家として聞き手に徹したい」と話す。
伏見氏は「女性も男性も共に輝く社会、ひいては、妊婦、子ども、若者、高齢者、障害のあるなしにかかわらず、誰にとっても暮らしやすい社会の実現に向けて、私も走り出します」と意気込む。
山浦氏は「議員は身を切り、住民には温かく」と話し、議員定数や報酬の削減、行政改革の必要性を主張。育児休業の期間延長や男性の育休取得促進など、乳幼児が親元で過ごせるような子育て支援改革も訴える。
宮原氏は、子どもの貧困化や格差の広がる昨今、子育て世代や若者を応援していきたいとし、保育園、学童保育の充実や、若者の働く環境の整備にも取り組む。「元気なシニアの活躍する街に」とも訴える。
前回選挙は鈴木氏がトップ当選
前回選挙では鈴木氏が2万4095票を獲得しトップ。坂本氏が1万2219票、中島氏が1万1773票、足立氏が1万553票、岩崎氏が1万41票、川辺氏が9837票で当選した。
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