株式会社横浜国語研究所(品濃町/福嶋隆史代表取締役)が8月21日(日)、「国語技能検定(TM)」を初めて開催する。
同社は区内で国語専門学習塾を経営するほか、問題集や単行本を発行。「本当の国語力」を研究し、小中高生や教師に伝えている。
かつて小学校教師だった福嶋代表。退屈そうに授業を受ける児童を見て「腹の底から『わかった』と思わせたい」と考えたのが、会社を設立したきっかけだ。
今回の検定も「テストで他人に勝つ力」ではなく「考える力」を伸ばしてもらおうと企画した。福嶋代表によると、考える力を伸ばすには「観点」を大事にすることが重要だという。
例えば「旅と旅行の違いを答えよ」という設問。これを「時間の観点」で捉えた場合、「期限がないのが旅、期限があるのが旅行」という解答が見いだせる。「空間の観点」で捉えると「未知の場所をめざすのが旅、既知の場所をめざすのが旅行」という解答になる。「人生は選択の連続。いろんな観点でモノを比較する力が役に立つはず」と話す。
検定の対象は小学4年生から大人。費用は11000円。会場・定員などの詳細はHP(【URL】http://www.yokohama-kokugo.com/)で確認を。申し込み・問い合わせは【電話】045・823・9614(午後4時〜)。
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