火曜日と木曜日の夕方、原宿地域ケアプラザの奥にある多目的ホールは、中学生らが真剣に勉強しており緊張した雰囲気に包まれる。
戸塚区寄り添い型学習等支援事業として、区が湘南とつかYMCAに委託し、開講している「スタディーサポートトライ(戸塚べんきょう会)」。2014年の9月11日に事業を開始した。対象は区在住で生活の支援を必要としている世帯、生活保護世帯で参加意思のある中学生。基礎学力の向上と、進路の幅を広げることが目的だ。昨年は試験的に中学3年生を対象としていたが、今年から全学年に枠を広げた。現在の登録者数は26人。生徒は家庭や自身の都合にあわせて参加している。生徒のペースで問題を解いたり、少人数講義の形式をとったりしながら、学習を進める。大学生ボランティアを中心に地域のボランティアと委託企業の主任指導員が指導に当たっているが、その数は10人強。教え手の人員確保が今後の課題だ。
地域のボランティアとして参加する坂間さん(67)は「様々な趣味にチャレンジして自身の幅を広げてきたが、今後はボランティアを通して、子どもたちの将来を広げる手伝いができれば」と意欲を見せた。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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