訪問の家が活動を報告 シンポジウムも実施
栄区内などで障害者施設や介護施設などを運営している社会福祉法人訪問の家(名里晴美理事長)の自主研究事業報告会とシンポジウムが3月15日、あーすぷらざで開催された=写真。
会場には約220人の参加者が集まった。発表者の発言を聞きながら、障害のある人を含めてそれぞれがその人らしい暮らしを実現するためには何が必要なのかを考えた。
自主研究事業の報告では、2012年10月に開所した多機能型拠点「郷」の開所から1年の取り組みなどを職員が報告。その上で、「利用者が安心して利用できるためにスタッフの更なるスキルアップが必要」などと課題を語った。
続くシンポジウムは「医療的ケアを含む重い障害のある人の地域生活の実現のために」というテーマで、全国各地で障害者に関わる活動を行う4人が発表。西宮市社会福祉協議会の清水明彦事務局長は「本人がどう生きたいか確認することが必要」と述べた。
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