栄区では、女子大生が栄区の魅力を見つけて発信する事業「女子大生が栄のモノ・コト・ヒトをキュレーション!Edit girls in Sakae」を9月1日から開始した。
区が女子大生のリーダーシップを育むプログラムを提供するNPO法人「ハナラボ」と連携して企画したもの。女子大生たちは2回の記者養成講座を通して取材の仕方などを学んだ後、区内で活躍している女性を実際に取材して記事を作成。学生たちの学びになるとともに、栄区の魅力発信にもつなげていく。
今回は「もともと記者の仕事に興味があった」「女性の仕事について知りたい」といった区内在住や栄区に関心のある女子大生6人が参加。ハナラボによる記者養成講座では、学生記者の心構えやインタビューの方法、記事の書き方、写真撮影などについて説明や実践を通して学んだ。インタビューでは、区役所職員を相手に実践練習。仕事のやりがいをテーマにさまざまな質問を投げかけ、真剣に話を聞く姿が見られた。
今回初めて栄区に来たという清水葉月さん(フェリス女学院大学3年)は「自分の知らない所の魅力を見つけて伝えていきたい」と意気込みを話す。また、もともと記者に興味があったという大石真子さん(慶應義塾大学2年)は「栄区ならではのものを見つけられれば面白いと思う」と話している。
今後は10月からグループごとに区内で取材対象を見つけて実際に取材を行い、来年3月に成果発表を行う予定だ。区の担当者は「女子大生が働くことやキャリアについて考えるきっかけになれば」と話している。
栄区ではこのほかにも「女性の力と元気アップ事業」として、女性のステージに合った学びや交流の場を作っていくという。
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