現在期間中である秋の火災予防運動(11月9日から15日)に先駆け、野七里の特別養護老人ホーム上郷苑で11月4日に消防訓練が行われた。
訓練には同所の職員や利用者、消防隊員に加えて、ネオポリス自治会の地域住民も参加し、夜間に2階の寮母室から火災が発生したとの想定で実施。職員が火災を発見後に施設利用者を屋外へ避難させ、自治会住民が避難者の見守りや人数確認を担当。その後、駆け付けた消防隊が負傷者を救助し、放水するまでの動きを確認した。
訓練を終えて栄消防署の佐藤重義署長は「今回できた点やできなかった点などを共有してもらい、いざという時に備えてほしい」と講評。同所を運営する社会福祉法人横浜長寿会の篠原正治理事長は「緊急時にどのように対応していけばいいのか考えて今後は動けるようにしていきたい」と話した。
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