かつて本郷台の夏の風物詩であった「本郷台駅前祭り」が9月3日(土)、4日(日)の2日間駅前広場で開かれる。けやきロード本郷台駅前商店会と本郷台駅前アーケード商店街が主催し、区制30周年を機に地域活性化を図る。
けやきロード本郷台駅前商店会(田鹿曜二会長)は1973年の本郷台駅の開業と一緒にできた商店会。当時は駅周辺に何もなく、現在ある本郷台駅前市街地住宅自治会も商店会も立ち上がっていなかったという。そんな中、駅前開発などにより多くの家族が移り住み、街に子どもも増えた。同商店会で薬局を営んでいた森雄二郎さんらが中心となり地域の賑わいと子どもたちの思い出づくりを目的に第1回の駅前祭りが開催された。その後も森さんは実行委員長を務めていたが、祭りの規模が年々、大きくなり開催をするにあたっての事務手続きや祭りで出されるゴミの問題など当初よりも開催することが大がかりとなり20年を節目に引退を決意。と、同時に祭り自体も終焉を迎えた。
「多い時には3万人の人が足を運んでいた。子どもが喜ぶことばかり考えていたねぇ。祭りの開催は本当に大変なこと。事故なく頑張って欲しい」と今回の開催にエールを送る。
出演者を募集
約20年ぶりの復活に田鹿会長は「区制30周年を機に祭りを復活させました。現在、色々企画中なので今から楽しみにしていて欲しい」と話し、また本郷台駅前アーケード商店街の木下義彦会長は「これから駅前開発が再び始まる。これを機に双方の商店で協力し合い、駅前を盛り上げたい」と意気込みを語った。
今回の駅前祭りではステージを用意し現在、ダンスやライブアート、マジック、伝統芸などを披露してくれる出演者を募集している。両日、午後1時から5時までの出演で1グループ30分以内(準備など含む)。参加費は1グループ5000円で、プロアマ不問。
詳細・問い合わせは【携帯電話】090・2215・9062(田鹿さん)まで。※午後1時から6時(木曜日は除く)のみ対応。また祭りの詳細は随時、けやきロード本郷台駅前商店会のホームページhttp://www.keyakiroad.net/にアップされる。
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