第13回いきいきセンターまつりが10月29日、泥亀の同センターで開催され、約1000人の来場者で賑わった。
同まつりは毎年、バザーや模擬店などを実施し、多くの区民で賑わう。今年は東日本大震災の被災地支援をテーマに、南部市場共栄会による女川汁(サンマのつみれ汁)や、東北地方の物産販売が行われた。
「ボラバス」パネル展示も
当日は、金沢区社会福祉協議会が被災地に送った「ボランティアバス」の活動報告パネル展示も。現地の写真や参加者31名のレポートが掲出され、来場者たちが見入っていた。
区単位でのボラバス派遣は、金沢区社協が初めて。一行は10月19日から22日の4日間、岩手県大槌町と陸前高田市で活動。現地では休耕地への麦蒔きのほか、重機ではすくいきれない瓦礫を撤去した。
事業に参加し、まつり当日も物産販売を手伝った久保智希さん(24)は、「何かできることがあればとボラバスに参加した。支援はまだまだ足りていないと実感しました」と振り返った。一行を引率した同協議会の宮腰由香主事(30)も、「金沢で災害が起こったらと考えると、地域の皆さんと参加できて良かった。他の区にも支援の輪が広がれば」と話した。
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