街のスポーツ用品店「黒川スポーツ」が金沢区内から消えて約15年。今年8月、店名を「Kurospo(クロスポ)」に改め、野球専門のスポーツ店として復活した。社長を務めるのは、創業者の孫・芳垣勇作さん(22)。函館大学に通う現役の大学4年生だ。
芳垣さんは小学校から大学まで野球に打ち込んできた生粋の「野球人」。地元・横浜創学館高校時代は投手として活躍し、甲子園出場まであと一歩に迫った。プロを夢見ていたが、大学時代に限界を感じたという。
そんな時に浮かんだのが、幼い時に通った、祖父のスポーツ店。「区内にない野球専門のお店を作りたい」と母親に相談し、開店にこぎつけた。
目指すのは小学生から大人まで、野球のことを話せる”野球人の集う店”。「野球をしている人同士は、年齢関係なく通じるものがある。ゆくゆくは野球のトレーニングセンターも作りたい」と夢をふくらませる。「でもまずは卒業しないと」と照れ笑い。学生社長の多忙な日々はまだ続きそうだ。
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