がん撲滅条例など議員立法が次々成立 市政報告 議会主導で市政を推進 横浜市会議員 黒川勝
横浜市会第二定例議会が6月3日に閉会しました。例年6月は人事を決める議会ですが、今年は議員提案による条例が多く成立しました。何度も本会議場や委員会で議員が議案説明をし議員対議員で質疑が行われました。初当選の頃より議員が政策を発信する機会が増え、議会が活性化してきたことを実感しています。
前回の選挙の際に私が取りまとめ役として「横浜自民党政策マニフェスト・責任と約束」を策定し、8本の議員提案条例の制定を明記しました。それぞれの条例はプロジェクトチームで検討を重ね、今回の議会では「横浜市将来にわたる責任ある財政運営の推進に関する条例」「横浜市子供を虐待から守る条例」「横浜市がん撲滅対策推進条例」の3本が成立しました。
私が座長として担当した「がん撲滅条例」プロジェクトは、2年半かけて医師会や拠点病院、がん患者や家族の団体等と意見交換を行い、区ごとの政策展開、患者・家族・拠点病院・地域の病院による一体対応、啓発月間の設定、表彰制度などを盛り込み、市独自の条例案が出来ました。昨年末以降は「がん撲滅横浜市会議員連盟」所属の超党派の議員と議論を重ね、市民意見募集も行いました。最終的には異例の横浜市会議員全員提案・全会一致で条例は成立しました。提案理由説明は、田野井一雄市議が、がんに倒れた故福田進市議の上着を着て感動的な演説をしてくれました。
これで8本中5本の条例が成立しました。議会が行政をリードし、横浜らしい政策を実現する仕組みはこの7年間で出来ました。これからも市民・区民のみなさんとともに地域に本当に必要な政策をどんどん実現してまいります。
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