2月15日、日本の18チームと海外の11チームが参加した「全日本製造業世界コマ大戦」が大さん橋ホール(中区)で開催された。ボリビアから参加したエリアスさん(16)とロベルトさん(27)は17日、林琢己金沢区長を表敬訪問した。
2人はボリビアの民族衣装で、権威のある人しか着られない文様のポンチョを林区長に贈呈。日本の印象を問われると、ロベルトさんは「とてもきれいな街。いい人ばかりだった」と話した。また、エリアスさんは今回の訪日の経験にふれ、「将来は日本で働きたい」と希望を話した。
「次大会も出場を」
初めての世界大会となった今年、海外からの初エントリーがボリビアだった。一度は渡航費用が出せないと来日を断念した2人だったが、話を聞いた世界コマ大戦実行委員会は、「ボリビア・コマ基金」を設立。募金を広く募り、94万7055円を集めた。また、滞在費やホテル代、移動費など他にも多額の支援を受けることができたという。
大会では、惜しくも1回戦で敗退。レベルの違いと練習不足を痛感したというが、エリアスさんは「悔しい。次も出場したい」と早くも闘志を見せている。
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
<PR>