アウトドア流防災ガイドのあんどうりすさんを講師に迎えた、「『小さな命』を守るための防災講演会」が6月15日、湘南八景自治会館で行われた。自治会員だけでなく広く参加を呼びかけ、大人40人子ども17人が防災を学んだ。
あんどうさんは阪神淡路大震災の被災体験とアウトドアの知識を生かし、全国で年間100回以上の講演を行っている。
当日は生活に即した防災知識を分かりやすく説明。茨城県の洪水を例に、「大人は膝丈まで水がくると動けないが、その場合、子どもは腰まで水に浸かってしまう」と子どもの視点で対策するよう呼びかけた。また、持っておきたい防災グッズの紹介やさらしの活用法、防寒対策など実演を交えて説明した。参加した母親からは「普段の生活に密着した防災を知ることができた」「一番大切なのは自分で行動し、考えることだと感じた」などの感想が聞かれた。
講演会を企画した湘南八景自治会の防火防災部の角澤潤子部長は「子どもは地域の宝。地域で守り育てていかないと」と開催意図を話す。「自治会は高齢者中心の取組になりがち。これを機に異世代交流が広がっていけば嬉しい」と期待を込めた。
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